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- 津波バリアー(漂流物防護柵)
津波バリアー(漂流物防護柵)は、津波の来襲時に陸地内に流れ込む漁船、木材、コンテナ等の流入を抑え、引波時は、人、家屋、車両等の海への流出を防止します。津波の被害を軽減し、海岸部の生活圏の人命や財産を守る手段として有効です。
2011年3月11日、東日本大震災によって発生した津波において国土交通省北海道開発局が調査を行った結果、えりも港、十勝港において最大約2.3mの津波が発生し、設置されていた津波バリアー(漂流物防護柵)が係留してあった漁船および多数の漁具を捕捉し、市街地への流入を防ぎ、車両等の漂流物の港内への流出を防いだことが確認されています。
津波(高潮)シミュレーション【押し波時・引き波時】漂流物の捕捉状況を動画でご覧ください。